アイランドキッチンを取り入れた二世帯住宅
29年前に新築を購入したS邸。購入後3年ほどで転勤となり借家にしていましたが、定年退職を機に戻ることにしました。
それと同時にお母様と一緒に住むことを決めリフォーム計画が始まりました。
一番の希望は「お母様の部屋を家中で一番暖かく明るい場所にしたい」でした。そこで、以前は玄関があった南側にお母様の部屋を設けました。大きな窓にし、トイレに近く、リビングにも接しているので家族も安心です。
雪下ろしが大変だった三角屋根は無落雪に改修。外壁はメンテナンスが楽な樹脂サイディングしました。
もうひとつの大きな希望は愛犬と楽しく暮らせること。
1階の床材はペット用の滑りにくく汚れや傷がつきにくいものに。和室の畳も強度のある傷みにくいものにしました。お風呂も以前より広くなり愛犬のシャンプーもゆったりできるようになりました。
愛犬が元気に走り回っても足を滑らせにくいペット用の床材を使用しています。
南側にあった玄関を東側に移動して広くしました。
4.5尺の玄関ドアで開口も広く、ベンチや手すりもあるので靴の脱ぎ履きが楽にできます。
壁一面に玄関収納を設置したので収納量もたっぷりです。
玄関から続く廊下は広々としたバリアフリーに。
階段の勾配も以前よりゆるくなり手すりもあるので安心です。
階段の下は無駄なく収納スペースにしました。
リビングの隣の和室です。窓を増やして明るくなりました。
市松模様のピンクの畳がアクセントになっています。
以前は壁を向いていたキッチンを対面にしました。
幅90㎝の洗面台と幅30㎝のサイドキャビネットの組み合せです。
1階のトイレは間口を広くして手すりも設置しました。
2階にもトイレを新設しました。
以前0.75坪だった浴室を1.25坪へと広くしました。
玄関位置を変更し、屋根型も落雪屋根から無落雪屋根へ変更しました。煙突も撤去しています。
外壁は全面樹脂サイディングに張り替えました。